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    三日間の充電―その2 ルオー展ほか

    • 2008.07.03 Thursday
    • 20:49
    JUGEMテーマ:アート・デザイン

      7月2日(木)は丸の内の帝劇ビルの9階にある出光美術館へ。没後50年の大回顧展が開催されている。初期の作品から初公開の未刊行版画作品群まで、約230点の展示である。初期の油彩画では「辱めを受けるキリスト」が印象に残った。
      圧巻はやはり連作油彩画≪受難PASSION≫である。これはフランスの詩人アンドレ・シュアレスによる宗教詩『受難』の木口木版画挿絵の原画をもとに制作されたものである。なかでも“ここに、一つの世界が幕を下ろして消え失せ、別の世界が生まれる”と書かれた<受難>30、(ゴルゴタの山に立つ三本の十字架が描かれている。)“彼はお前のためにも来たのだ・・・”と書かれた<受難>36、(髪に花を飾った横たわる聖娼婦が前に描かれ、中央には磔刑図のキリストの象徴であるサクレ・クール(聖心みこころ)が描かれている。)に特に心惹かれた。

      エレヴェーターで下に降りて外に出ると、向かいの第一生命ビルの入口に「脇田和版画展」の案内が出ていて、ついでにそれも見に行った。柔らかで優しく洒脱な作品に心が和んだ。玄関の脇に「マッカーサー指令室は現在警備のために閉鎖しております。」という看板が出ていて、逆にいつもはかつての指令室が見学できるのだということを知る。次に出光美術館に来ることがあったら、今度は見学しに来ようと思う。
      そこからほんの少し御堀端を歩き、東京会館へ。受付でお花を頼んでおいてから、カフェで軽い昼食を頂く。それでもまだ時間があったのでマロンシャンテリーを追加。ゆっくり憩んでから再び受付に行き、フローリストから届いた花を受け取る。
      次の目的地は四谷のイグナチオ教会。信徒会館の受付で場所を教えて頂いて、地下聖堂のイエズス会共同墓地へ向かう。大きな木のドアをはさんで白い壁があり、そこに銀色のネームプレートが取り付けられている。霊名と姓名、誕生日から命日までの日付が刻まれている。昨年12月に亡くなられたK神父様の墓参に伺ったのだが、その刻まれたお名前を見て、ようやく亡くなられたことを実感する。その前に持参した花を置いてお祈りする。プレートのほとんどが外国の神父様方のお名前で、こんなに日本人の神父様は少ないのだと今更ながら思ったりする。
      教会の主聖堂でお祈りしてから、聖三木図書館に行き、かくれ切支丹関係の書籍を借りる。ちょうど午後3時だったので、S神父様にお会いし、SJハウスの応接間に移動して1時間ほどお話を伺う。滅多にお目にかかることは出来ないのだが、ここに元気でいらっしゃるのだと思うだけで、なぜか励まされる思いがする。
       午後4時頃にお別れして、四谷から丸の内線で中野坂上まで行き、大江戸線に乗り換えて、新江古田で降りる。前以て印刷しておいた地図を頼りに一衣舎さんに向かう。ところがどうやら地下鉄から上る時に反対側に出てしまったらしく、地図通りに(と本人は思っていた)進むと思ってもみないところに着いてしまい、間違ったと気づき、通りがかりの人に地図を見せて訊ねてみる。やはり反対側で、もう一度やり直し。それでも何とか午後5時過ぎには辿り着くことが出来た。
      染織家の吉田美保子さんと一衣舎さんで待ち合わせ、着尺を見せて頂く約束をしていたのだった。一衣舎の木村さん御夫妻とは旧知の間柄だが、吉田さんとは初めての出会いである。それでも何度かメールや電話で遣り取りしていたので、何だかずっと以前からの友人のようで、初めてのような気がしない。赤い自転車の籠に風呂敷で包んだ着尺と、新作のアイディアに満ちたヴィヴィッドな色合いの絹のショールを載せて、彼女は駆けつけて来てくれた。染織を始めて15年なのだという。最近はようやく染織だけでギリギリ食べて行けるようになったと、笑って話してくれる彼女の表情はどこまでも明るい。今年の秋にはガラスの作家と一緒にシルクのショールばかりの展覧会をするという。また日取りが決まったら、このブログでも紹介したいと思う。
     吉田美保子さんのブログ [some origin] http://someori.cocolog-nifty.com/note/
    (リンクの欄にも書いています。)



      


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