スポンサーサイト

  • 2016.05.18 Wednesday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -

    モディリアーニと妻ジャンヌの物語展

    • 2007.09.19 Wednesday
    • 23:50
      大阪に出かける用事があって、帰り道に大丸梅田店で開催されている「モディリアーニと妻ジャンヌの物語展」MODIGLIANI ET HEBUTERNE,LE COUPLE TRAGIQUEを見た。展覧会の題名通り、半分以上がジャンヌその人の作品である。そのせいというわけではないが、私のこれまでのモディリアニの作品に対するイメージよりもはるかに明るく、どちらかというとモディリアニの作品展というよりも二人の愛のメルヘン的要素が高いような気がする。ジャンヌがモディリアニの死後に描いた水彩の連作(二人が出会った頃、南仏ニースでの幸せな日々、モディリアニの死、そして自分自身の自死と続く)が一番印象に残った。(〜9月24日まで)

     以前に開催された同じ大丸の神戸店でのサン=テグジュペリの星の王子さま展」や、東京の国立新美術館での「モネ大回顧展」などを見た時も思ったのだが、最近の美術展はこれまでのようなただ作品を陳列するというものとは違い、企画者の意図がかなり強く入ったものになっている。その意欲は必要であるとは思うが、本来もっとも必要であるはずの作品から観覧者へのインパクトが削がれてしまうのではないかという危惧を抱いている。本来、作品を鑑賞するということは、観る者がその作品と静かに深く対峙することなのだと思うのだが、昨今のようにあまりにも企画者の観方を前面に出してしまうと、その流れに沿ってしか作品を見ることができず、見終わった時に感動を覚えることもなくその場から離れる以外にない。それではあまりにも惜しいような気がする。

    暦の話 葉月

    • 2007.09.11 Tuesday
    • 23:39
     今日から葉月が始まる。旧暦8月1日、葉月朔日なので「八朔」と呼ばれる。もともとは豊作を祈る農村の行事だったのが、江戸時代、徳川家康がこの日に江戸城へ入ったことから、公式な祝日になったのだという。葉月3日(新暦9月13日)は第四十四候の鶺鴒(せきれい)の鳴く日に当り、いよいよ鳥の季節の到来である。関西では旧暦5〜6日(新暦9月15〜16日)に岸和田のだんじり祭が行なわれる。さらに8日(9月18日)には世阿弥忌、10日(9月20日)には西鶴忌と続く。(いずれも「旧暦日々是好日」より)
    さすがに昨日、今日と、日が暮れてからは涼しい風が吹くようになった。
    以前にも書いたが、今年は植木屋さんが夏の初めに来たお陰で、いつも花の咲く前に切り詰められてしまって少ししか花が付かない酔芙蓉が、毎日満開である。


     早朝開花する時は真っ白な花が、昼前にはほんのりとピンクに染まり、夕方には紅くなって花を閉じ、やがて落下する。

    その名の通り、酔ったように花の顔を紅く染めるのである。しかも一輪の花が咲くのは一日だけ。儚くも潔い花のいのちである。

    PR

    calendar

    S M T W T F S
          1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    30      
    << September 2007 >>

    twitter

    月草舎からのお知らせ

    ★「惟」6号を発行致しました。購読ご希望の方は下記のメール宛、またはコメント欄に書き込んで下さい。今号より誌代は送料込みで¥700になります。 ☆「惟」は2号から5号まで少し在庫があります。ご購読をご希望の方はこのブログのコメントに記入して下さるか、メールmcshinok@gmail.comにご連絡下さい。誌代は送料込みで¥600です。ご希望の方には創刊号のコピーをお送り致します。 (メールでご連絡致します郵便口座あるいは住所に、振込または代金相当の切手でお願い致します。) ☆月草舎の本☆『風の芍薬(ピオニア)』☆1200 ☆『火の滴』紫野京子詩集 ¥2100 ☆『夢の周辺』紫野京子エッセイ集 ¥2100☆『一行一禮』小林重樹詩集 ¥1000 ☆『言葉の覆の下で』小林重樹詩集 ¥1470  * 委託販売 ☆『遠日点』田口義弘詩集 ☆『リルケ オルフォイスへのソネット』田口義弘 恐れ入りますが、お贈りする際には、いずれも送料を負担して頂きます。

    homepage更新のお知らせ

    ☆12月7日にhomepageのLiterary worksに「惟」創刊号掲載の詩3篇をアップしました。 ☆11月29日にhomepageを更新しました。(Linkの欄の星夜光Intergrated Starlightをクリックすれば開きます。)四行詩に新たに作品を加えました。興味のある方はご覧下さい。 (表紙のENTERから入って目次の紫野京子の頁に行き、更にLiterary worksに進んで下さい。)

    辞書

    ☆〔五大ごだい〕地・水・火・風・空の五つをいう。一切の物質に偏在して、それを構成するもととみて大という。 ☆〔六大ろくだい〕仏教用語で、万物を構成する六つの要素。地・水・火・風・空・識。六界。密教では法身大日如来の象徴とする。 ☆〔識しき〕仏教用語で、対象を識別する心のはたらき。感覚器官を媒介として対象を認識する。六識・八識などに分ける。 ☆〔法身ほっしん〕仏教用語で、永遠なる宇宙の理法そのものとしてとらえられた仏のあり方。

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    recent trackback

    recommend

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM