新暦ではもう小正月も過ぎたのだが旧暦ではまだ師走である。そう考えると寒いのも当然と思えるような気がしてくる。今夜はずっと雨が降り続いているが、明け方には雪に変わるのだろうか。それでも庭では健気に冬咲きのクレマティスが咲いている。
花弁が釣鐘のような花と、もう一つは外側に反り返っているものとふた鉢が12月からずっと咲き続けているのだ。
もう一つ、冬の庭の隅に、そこだけ仄かに明るんでいると思ったら、ひっそりと蠟梅の花が咲いていた。決して目立たず、けれど凛とした佇まいである。
明日は旧暦12月14日、大寒の日である。