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    神無月

    • 2008.10.29 Wednesday
    • 11:57
    JUGEMテーマ:日記・一般

        今日は旧暦では神無月の朔日である。NHKで毎朝の連続ドラマの舞台となっている出雲では、全国の神々がこの月にはすべて出雲に集まるので、「神在月」と呼ぶという。   
       
      朝晩肌寒くなって、ようやく秋も深まって来た。花壇のダリアはまだ咲き続けているものの、秋明菊が次々と咲き始めた。もうすぐ紅葉の便りも次々と訪れ、各地は秋たけなわだろう。昨日電話をかけてきたフィンランドの友人が初雪の美しさを話してくれた。

        

    生活と芸術―アーツ&クラフツ展

    • 2008.10.24 Friday
    • 23:57
    JUGEMテーマ:アート・デザイン

      京都国立近代美術館で開催されている「生活と芸術―アーツ&クラフツ展」を見に行った。
    「ウィリアム ・モリスから民芸まで」という副題が付いているように、19世紀後半にイギリスで興ったデザイン運動「アーツ&クラフツ」を、ウィリアム・モリスを中心とするイギリス、ウィーン工房を中心とする中央ヨーロッパ、さらに柳宗悦を中心とする日本の民芸運動の作品が展示されている。



      以前にも何度か見たことがあるが、自然の中に生活し、その自然をふんだんに取り入れたイギリスの生活の中の芸術や手仕事は、歳月を隔てた今も少しも色褪せていない。それどころか殺伐とした現代社会の中でこそ、このようなあたたかな自然と、人のぬくもりを感じさせる多くの作品が、もう一度見直され、さらに新たな民芸運動が興り、研鑽を重ねて、現代の新しい「アーツ&クラフツ」を生み出す必要性を強く訴えるものであった。
      ウイーン工房の作品は同じ主張をもった芸術運動が、国が変わることでこのように変わるものかと、不思議な思いに捉われた。
      日本の民芸運動は今も民藝館や大原美術館などで度々目にすることが出来るが、今回展示されていた「三国荘」の再現展示によって、実際の生活の中での民芸を感じることが出来る貴重な機会となっている。
      もちろん今も多くの創り手たちが存在し、多くの展示会などで作品を見ることが出来るが、ひとりひとりがそれぞれの生活の中で、自然や伝統を見直し、もっと身近で素朴な新しい芸術や手仕事を生み出すことから、現代社会の中で、失われた人間性や尊厳がもう一度取り戻せるのではないかという思いがした。

    長岡宮跡

    • 2008.10.19 Sunday
    • 23:21
    JUGEMテーマ:地域/ローカル

      阪急電鉄で大阪梅田から高槻を過ぎ、京都河原町へ行く途中に、西向日(にしむこう)という各駅停車しか停まらない駅がある。改札口を出てすぐ前に、西向日商店街という文字がかかっている道を少し北へ歩くと、道の左側に「長岡宮朝堂院跡」という看板が立っている。
      さらに北へと進むと、「大極殿」という交差点に出る。その左手前方に緑の茂った地域があり、そこまで歩いて行くと、樹木の茂った公園があり、「閤門(こうもん)跡」と書かれている。ここが長岡宮の大極殿の入り口である。
                                    
      道を隔てて大極殿跡と小安殿(後殿)跡があり、現在は高槻市の教育委員会によって、史跡公園として整備され、「大極殿公園」と呼ばれている。

      桓武天皇は父である光仁天皇から始まる時代を天智系の王朝と考え、781(天応元)年、即位後初めて平城京の大極殿に臨んで出した詔で、
    「近江の大津の宮に御宇天皇(天智天皇)の初め賜へる法のまにまに受け賜はりて、仕へまつれと仰せ賜ひ授け賜ふ。」と述べている。
      近年注目されているのは、桓武天皇が道教思想に基づいて、天帝の住む天宮を地上に再現しようとしたという考え方である。
      長岡京の朱雀大路の中軸線の延長400m東、内裏跡の中軸延長線の西200mに交野山がある。これを聖なる山として、中国古代の都をモデルに、道教思想に基づく天界の都をイメージして長岡京を造営したものと思われるというものだ。
      興味のある方は『日本の道教遺跡』などの本を読んでみることをお勧めする。これまで気づかなかった様々な諸説が書かれていて、興味深いものがある。
      
     長岡京遷都の日は784(延暦3)年11月11日。皇后も中宮も伴わず強行された。『続日本紀』には「天皇移幸長岡宮」としか書かれていない。
                                          
    この都はたった10年しか使われていない。大極殿公園の入口に「宝憧(ほうどう)跡」があり、これは天皇の即位式と元旦にのみ立てられる特別な装飾具であるという。この都では即位式は永遠に行われなかったことになるので、一年に一回だけ元旦にのみ用いられたことになる。
      現在の地名は向日市鶏冠井町。桓武天皇が都を移した11月11日に、毎年「大極殿祭」が大極殿遺蹟保存協賛会によって執り行われている。  

    発芽

    • 2008.10.15 Wednesday
    • 12:47
    JUGEMテーマ:日記・一般
     
     
       この前蒔いた種子が順調に育って双葉になった。10種類ほど蒔いたのだが、これはアグロステンマという花。双葉の間から本葉が出てくる頃に花壇に植え替える予定である。
                          

      こちらは霞草の苗。いずれも半分だけこの種蒔きシートに蒔いて、残りは草抜きを終えた庭に直接ばら撒いて、雑草が茂る代わりに花が咲くのを目論んだのだが、果たして上手くいくかどうか・・・・。

    暦の話 長月2

    • 2008.10.08 Wednesday
    • 17:10
    JUGEMテーマ:日記・一般

      昨年の長月の写真は紫苑と金木犀だったのだが、今日はもう「寒露」だと言うのに、まだ夏の名残りの花が咲き止まない。夾竹桃、ダリア、酔芙蓉。そして今年7回目になる合歓の花が咲いている。
       真夏にはあっという間に咲き終わっていたが、今は一週間ほど経っても咲き継いでいる。



      以前に書いたことがあるが、亡くなった義母の家にあった蘭の鉢を6月に地植えにしたのだが、これまで鉢の中で窮屈だったのが、やっと伸び伸びしたのか、まるで林のように茂って来て、これまでにないほど花盛りである。

                

     
     それでも秋はゆっくり近づいて来ていて、野紺菊も咲き始めた。モチの大木も今年は葉もたくさん茂って元気になり、今はもう赤い実をつけている。
      今年は花苗を購入するのを少なくして、種蒔きをすることにして、様々な種子の植え付けもした。
    その前にいつものように草抜きもしたのだが、相変わらず小さな虫の多さにびっくり。この野紺菊も花びらを大分食べられてしまっている。
      人間にとっては暮し難い気候になって来ているが、植物や昆虫たちにとってはどうやらこの気候は過ごし易いのかもしれない。

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    ☆〔五大ごだい〕地・水・火・風・空の五つをいう。一切の物質に偏在して、それを構成するもととみて大という。 ☆〔六大ろくだい〕仏教用語で、万物を構成する六つの要素。地・水・火・風・空・識。六界。密教では法身大日如来の象徴とする。 ☆〔識しき〕仏教用語で、対象を識別する心のはたらき。感覚器官を媒介として対象を認識する。六識・八識などに分ける。 ☆〔法身ほっしん〕仏教用語で、永遠なる宇宙の理法そのものとしてとらえられた仏のあり方。

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