スポンサーサイト

  • 2016.05.18 Wednesday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -

    片桐功敦の「花の仕事」

    • 2009.10.31 Saturday
    • 00:17
    JUGEMテーマ:アート・デザイン

     京都のちおん舎で開かれている「布の仕事、花の仕事」を見に行った。普段の着物の普及に力を尽くしておられる一衣舎の木村幸夫さんの展覧と、花道みささぎ流家元の片桐功敦さんのいけばな小品展とのコラボレーションである。今日が初日だったのだが、まだ予定していた作品の全部を活けることが出来なかったとのこと。それでも十分迫力のあるものだった。

     お茶席の床の間には河合寛次郎の花器に白菊と老爺柿が生けられていて、秋の風情が漂っていた。

     庭にも溢れるほどの水仙が柳(小米柳だろうか?)と共に水盤に生けられていて、その根元には鮮やかに紅葉した楓が敷き詰められていた。
     
     いずれも大胆な中に繊細な配慮が感じられて、生け花もまた芸術なのだと改めて認識させられた。

     蔵の中にまだ未発表の作品があると言われていたので、できれば改めてすべてを見たいと思っている。


     ちおん舎:http://www.chikichi.co.jp/

    秋の気配

    • 2009.10.17 Saturday
    • 01:48
    JUGEMテーマ:日記・一般
                  

      今日は旧暦の葉月のつごもり(最後の日)。さすがに陽射しも秋の光になってきた。
     庭に咲くサルビア コアウイレンシス、青いサルビアである。

     宮城野萩はまだ咲き続けているが、もう一株、武蔵野萩も咲きこぼれるようになった。この萩は一つの株に、紅白の花が一緒に咲くという変わった萩である。

     以前のブログで予想したように、奄美大島などでたくさん見ることが出来て、田中一村の絵にも描かれているダチュラ(園芸名ではエンゼルトランペット)を植えてみたのだが、夏の花だというのに夏の間は一度も咲かず、やはり、というか案の定というか、10月になってから花が咲いた。けれどやはりこの花は、夏の庭でこそ映える花で、秋の光の中には似合わないようだ。なんとなく違和感がある。



     おまけにこの花は有毒なのだそうで、小さな子供などが花の汁に触った手で、眼の中に入れたりすると、ひどい時には失明することもあるという。犬や猫が庭をうろうろしているので、花が終わったら処分したほうがいいのだろうかと思案中である。                     
     最近は園芸店でもたくさん販売されているらしいが、私も後から知ったように、注意書きも何も書かれていない。(ちなみに鈴蘭も毒性を持っているのだそうだ。幼い頃に彼岸花の根には毒があるから触ってはだめ、とよく聞かされたものだが。)

    船の旅 その2

    • 2009.10.06 Tuesday
    • 00:50
    JUGEMテーマ:旅行
      左の写真はバスに乗る途中で見た韓国の国鳥ガチガラス。鳴き声からこの名がつけられたという。豊臣秀吉の朝鮮遠征の戦いの時、加藤清正がこの鳥が「ガチガチ」と鳴くので、「勝ち」という響きにつながることから、この鳥を日本に連れ帰り、当時藩主だった熊本にだけ、日本でも生息するのだという。

     16:30頃船に戻り、オープンバーでお茶を飲む。
      18:00釜山出港。
    釜山でのオプショナルツアーのガイドさんたちと、職員さんたちが、一列に整列して見送ってくれる。
     湾の外へ出て見えなくなるまで、そのままの姿勢でずっと立ち続けて下さっているのを見て、さすが儒教の国だと感心する。

     水先案内のPilotの船が、ずっと併船していて、最後に案内人の人が小さな船に飛び移るのだが、ちょうどデッキから見える場所だったので、一部始終を見ることができた。出港する船の波が高くてとうとう湾を出るまで、飛び移ることが出来ない。そのまま釜山港に向けて帰ってしまったので、どうするのだろうと心配していると、灯台の陰からもう一隻の船が現れて、再び挑戦。今度は無事に飛び移ることが出来て、見ていた人たちも思わず拍手。夕暮れに染まる釜山を後にした。                                   
     夕食を済ませてしばらくして対馬海峡を過ぎる頃から再び玄界灘に入りかなり揺れる。それでもたくさん歩いたからか、ゆっくり休むことができた。
     翌朝再び船長のアナウンス。すでに瀬戸内海に入り、もうすぐ来島海峡だという。往きも帰りも大体予定より30分ほど早く進んでいるようだ。昼食の頃に瀬戸大橋を、16:00頃に明石海峡大橋を通過。17:30神戸入港。今度は接岸の様子を一部始終見ることができた。しかし入港しても1時間ほど下船することが出来ない。
     飛行機と違い、どこまでも悠長なのが船旅のようだ。
     娘の一番の感想は「若い人がいない」ということだった。確かにスタッフと船員さん以外は全く見当たらなかった。

    船の旅

    • 2009.10.06 Tuesday
    • 00:03
    JUGEMテーマ:旅行
     9月の末に家族と2泊3日のぱしふぃっくびいなすPacific Venusの船旅に参加した。
     午前10時に神戸港を出港。1時間後に避難訓練がある。実際に避難用ベストを付けて、決められたボートの真下に集合するというもの。現在はこの避難訓練が義務付けられているという。(写真はそのボートの先に見えるPort of Kobe)
      昼食の後、パートナーはひたすら囲碁の対局に。(実はこの船旅は旅行のためというよりはそのためのものだった。)
      一緒に来た娘は昼寝をしてしまったので、わたしはしばらくの間ポートデッキに出て、瀬戸内海と小豆島、豊島、四国などを眺める。右の写真は小豆島を過ぎた頃の船の舳先から見た風景。
     それから船のシアターで「宮沢賢治ーその愛」という映画を見る。途中で一旦出て、お目覚めの娘と一緒にデッキで瀬戸大橋を見た後、アフタヌーンティへ。

     夕方、船のドレスコードで「インフォーマル」と定められているので、部屋へ戻って服装を整えて、プロムナードでのカクテルパーティとメインダイニングルームのディナーへ。 パートナーの囲碁の仲間の方たちとツーリストの方もご一緒。
     夕食の後、囲碁の方たちは再び対局。私たちはまた甲板を散歩して、外からその様子をこっそり拝見。その後映画の続きを見て、一日を終わる。夜、関門海峡を出てしばらくして玄界灘に入ると相当揺れが激しくなる。そのせいで夜中の2時半頃まで眠れなかった。
      翌朝8時に船長のアナウンスを聞いた後、オープンバーでコーヒーとマフィンを頂く。
     
     予定より少し早く9時半に釜山(プサン)入港。

     



    10時過ぎに下船し、バスで海雲台に向かい、ウエスティン朝鮮ホテルで韓定食の昼食を摂る。
                     
     その後、ブッシュ大統領がマラソンをするために造ったという、下にタイヤを敷き詰めてクッションを良くした道路を歩いて、ヌリマルAPECハウスへ。
     館内を見てから外へ出て、冬柏公園を散策。海辺から広安大橋Diamod Bridgeを望む。





    PR

    calendar

    S M T W T F S
        123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    25262728293031
    << October 2009 >>

    twitter

    月草舎からのお知らせ

    ★「惟」6号を発行致しました。購読ご希望の方は下記のメール宛、またはコメント欄に書き込んで下さい。今号より誌代は送料込みで¥700になります。 ☆「惟」は2号から5号まで少し在庫があります。ご購読をご希望の方はこのブログのコメントに記入して下さるか、メールmcshinok@gmail.comにご連絡下さい。誌代は送料込みで¥600です。ご希望の方には創刊号のコピーをお送り致します。 (メールでご連絡致します郵便口座あるいは住所に、振込または代金相当の切手でお願い致します。) ☆月草舎の本☆『風の芍薬(ピオニア)』☆1200 ☆『火の滴』紫野京子詩集 ¥2100 ☆『夢の周辺』紫野京子エッセイ集 ¥2100☆『一行一禮』小林重樹詩集 ¥1000 ☆『言葉の覆の下で』小林重樹詩集 ¥1470  * 委託販売 ☆『遠日点』田口義弘詩集 ☆『リルケ オルフォイスへのソネット』田口義弘 恐れ入りますが、お贈りする際には、いずれも送料を負担して頂きます。

    homepage更新のお知らせ

    ☆12月7日にhomepageのLiterary worksに「惟」創刊号掲載の詩3篇をアップしました。 ☆11月29日にhomepageを更新しました。(Linkの欄の星夜光Intergrated Starlightをクリックすれば開きます。)四行詩に新たに作品を加えました。興味のある方はご覧下さい。 (表紙のENTERから入って目次の紫野京子の頁に行き、更にLiterary worksに進んで下さい。)

    辞書

    ☆〔五大ごだい〕地・水・火・風・空の五つをいう。一切の物質に偏在して、それを構成するもととみて大という。 ☆〔六大ろくだい〕仏教用語で、万物を構成する六つの要素。地・水・火・風・空・識。六界。密教では法身大日如来の象徴とする。 ☆〔識しき〕仏教用語で、対象を識別する心のはたらき。感覚器官を媒介として対象を認識する。六識・八識などに分ける。 ☆〔法身ほっしん〕仏教用語で、永遠なる宇宙の理法そのものとしてとらえられた仏のあり方。

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    recent trackback

    recommend

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM