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- 2016.05.18 Wednesday
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経歴に京都市立芸術大学大学院美術研究科とありますが、何故かその文字を見ながら私は京都の西陣を思い出しました。
明治5年11月に、西陣から佐倉常七、井上伊兵衛、吉田忠七という織工さん達が、フランスのリヨンに旅立ち、彼等によって紋織機ジャガードと、その織法がもたらされ、現在もなおその技法が西陣を支えているということです。
手塚さんが西陣と関わりがあったかどうかわかりませんが、彼女の織の作品を見て、。思わずリヨンの絹織物を連想してしまいました。もちろんリヨンでも西陣でも織工さん達は、手塚さんのように織の中の糸をこのように溢れさせたり、こぼれさせたりは決してしないでしょうが…。
いずれにせよ、手塚愛子さんの仕事をこれからもずっと見守ってゆきたいと考えています。